お久しぶりです。Yoneです。
今回はモンスターハンターワイルズをより快適にプレイするため、長年愛用したNVIDIA GeForce RTX 3060 Tiから、最新のAMD Radeon RX 9060 XTへグラフィックボードを交換した体験についてご紹介します。
私がこれまで愛用してきたのはNVIDIA GeForce RTX 3060 Tiです。発売から時間が経ちましたが、まだまだ現役のGPUです。しかし、高負荷なモンスターハンターワイルズでは、正直もう少しパワーが欲しいと感じていました。フルHD環境であれば、FSR(AMD FidelityFX Super Resolution)を有効化し、設定を少し下げることでなんとか100FPS前後でプレイできていましたが、時折感じるカクつきや、画質設定の妥協が心残りでした。
そこで今回、フルHD120Hzモニターの性能を最大限に引き出すため、そして何よりモンスターハンターワイルズを最高に楽しむため、思い切ってAMD Radeon RX 9060 XTへの交換を決意しました。このRadeon RX 9060 XTは、2025年6月に発売されたばかりの、AMDの最新ミドルクラスGPUです。インターネット上のベンチマーク結果では『モンスターハンターワイルズ』との相性はRadeonのほうが良いとも言われており、これ以上画質を妥協することなく高FPSを実現できると期待しました。
実際に購入したのはASUSのPRIME-RX9060XT-O16Gです。選定理由は下記の3点です。
- コストパフォーマンスに優れていること。(NVIDIAの5060Tiは1.5万円程度高く断念)
- モンスターハンターワイルズを高設定で平均120fps出せること。
- ASUSのPrimeシリーズのケース、マザーボードを使っているため統一感が出ること(笑)

いざ交換作業へ。手順自体は複雑ではありませんが、今回購入したASUSのPRIME-RX9060XT-O16Gは3連ファンモデルということもあり、まずその大きさに驚きました。特にコンパクトなPCケースをお使いの方は購入前にGPUの寸法確認を強くお勧めします。2連ファンモデルもありますのでそちらを検討いただくと良いかもしれません。これほど大型でありながら、消費電力はわずか170W、補助電源も8pinケーブル1本で動作する点には感動しました(RTX 3060Tiは消費電力225W、8pinが2本必要でしたからね!)ただ1点、映像出力端子がケースのブラケット外枠ギリギリに位置していたため、固定する際に若干気を遣いました。(笑)

また、今回はNVIDIA製GPUからの乗り換えでしたので、事前にNVIDIAのドライバーをアンインストールしました。巷では『DDU(Display Driver Uninstaller)を使え!』という声が多い一方で、『問題が起きてからで十分』という意見も見かけます。今回は後者の意見に従い、通常のアンインストールだけで済ませてみましたが、結果として全く問題なく、Radeonの新しいドライバーもスムーズにインストールでき、無事に起動しました。拍子抜けするほどあっさり完了し、正直嬉しいような、寂しいような気分です(笑)。
さて、いよいよパフォーマンス検証です。交換前後でベンチマークを取ってみました。まずは交換前のRTX 3060TiでFSR有効化した場合です。実際のプレイ時と同じグラフィック設定でプリセット高より少し低めの設定にしています。なんだかんだ『快適』という結果のため、健闘していると言えます。

次に交換後のRadeon RX 9060XTでFSR有効にした場合。こちらはプリセット高でもこのFPS!純粋に数値上も伸びていることが確認でき、ベンチマーク結果は遂に『非常に快適』となりました!

実際にプレイしてみるとRTX 3060Tiで時々感じていた『もたつき』や『カクつき』がRadeon RX 9060 XTでは一切なく、快適にプレイできるようになりました。特に負荷の高いシーンでも安定したフレームレートを維持できるようになり、求めていた『ほどほどの画質と高めのFPS』を両立できています。先日、モンスターハンターワイルズに新しいアップデートが入りましたので、Radeon RX 9060 XTで今後さらに楽しんでいきたいと思います。最後まで見ていただきありがとうございました!もしモンスターハンターワイルズのためのコスパの良いGPUを検討されている方がいれば、Radeon RX 9060 XTも選択肢の一つとして考えてみてくださいね!
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